2018/3/9放送

【アーティストインタビュー】青柳いづみこさん(ピアニスト・文筆家)

今月のアーティストインタビューは、ピアニストで文筆家の青柳いづみこさん。青柳いづみこさんのお名前は、音楽に造詣のない方でも新聞などで文章を読まれてご存知の方たくさんいらっしゃると思います。2018年3月25日はドビュッシー没後100年にあたり、その命日前日の3月24日に東京・浜離宮朝日ホールで昼と夜の2回公演で、お昼の公演がオールドビュッシーで青柳いづみこさん10年ぶりのリサイタル。そして夜の公演は作曲家の高橋悠治さん、西本夏生さんをゲストに招いて、書簡の朗読やトークを交えての公演ということで、そちらのコンサートのことを中心に、ドビュッシーについて青柳いづみこさんにお話をお伺いしました。

【MUSIC ART】ファリャ作曲・市川哲也編曲:「恋は魔術師」より 真夜中~火祭りの踊り(ピアノ:市川哲也)

当番組ミュージックアドバイザーでピアニストの市川哲也さんのコーナー【MISUC ART】。今月はスペインの作曲家・ファリャの作品の中から恋は魔術師」より真夜中~火祭りの踊りを市川哲也編曲でご紹介。この火祭りの踊りは、ファリャの「恋は魔術師」という作品の中の1曲で、ピアノ用に作曲家自身が編曲したものを演奏されることが多い作品です。ストーリーは元夫の亡霊に悩まされていたカンデーラという主人公の娘が、友人たちに力を借りて除霊の儀式である「火祭りの踊り」を執り行います。真夜中に焚火を囲んで美しい娘たちが踊り始めると、女好きだった元夫の亡霊があらわれ娘たちと一緒に踊り始めます。娘たちの踊りは徐々にスピードを上げ、勢いが最高潮に達したとき、亡霊は焚火の中へと吸い込まれ、そのまま永遠に消滅してしまいます。元夫の亡霊から解放されたカンデーラは新しい恋人カルメロと結ばれるというお話。通常ピアノで演奏されるときは「火祭りの踊り」だけを独立して演奏されることが多いのですが、市川さんは今お話しいたしました除霊の儀式が執り行われる前の「真夜中」から続けて「火祭りの踊り」を演奏されており、お話の情景がより分かるような気がします。演奏は市川哲也さんのライブ録音から。